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2016年春のドイツ滞在(5)

こんにちは。ともたろです。
この日から、私の生活ペースが変わりました。
朝に研修場所に行ってから、またいったんアパートに戻り、
ゆっくり朝食をとりつつ、仕事を済ませることにしたのです。
ここでいつものミルヒライス生活もふっかーつ!
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夜の帰宅が遅いし、レポートはたまっているし。
午前中に自分の時間を持てるのは、有り難いことでした。
天気がよいのにこもるのは、少しもったいない気もしましたけど、
これは私にとって、必要な時間だったのです。
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午後になると、若者達とまた食べ歩きです。
この町に来るたびに必ず寄るダンプフヌーデルンのお店ウリへ。
オープンしている時間が短いので、開いているのを見かけたら、
入っておかなければ。狭い店内は客でいっぱいになっています。
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ほっかほかの蒸し饅頭が、身体と心を温めてくれます。
おやつにしては少し高めですけど、若者達に好評でした。
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まだまだ物足りない若者達。
橋の向こう側にあるケーキ屋さんにいこうと歩きだします。
それにしても、連日好天に恵まれていますね。
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ドイツ最古の石橋は、残念ながら修復中。
途中にあるはずの「町を見守る橋男」も見られませんでした。
いい写真が撮れなくて、若者達もショックを受けていました。
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レーゲンスブルクは、この歴史的石橋の手前の旧市街と、
向こう側の町の一画が、世界遺産に指定されているのです。
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橋の向こう側を、シュタットアムホーフといいます。
カラフルな家並が整然と連なっている印象がありますね。
綺麗な光景なんですけど、あまり面白みがないような…。
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すぐ左手にあるのが、聖カタリナ施療院。
13世紀前半には、すでに現在の場所でカトリック系施療院として開業。
現在も直営ビール醸造所、文書館、老人ホームが併設されています。
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聖カタリナ教会は扉が閉まっていて、入れませんでした。
カトリック教会はたいがい開いてるんだけどな。残念。
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でも私たちの目的は、こちらのケーキ屋さん。
観光サイトで謎のNo.1を続けるお店なのです。
他にも美味しいお店はたくさんあるんだけど、
ここがなぜかいつも人気なのっ。
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まあ確かにおいしそうではありますよ。
見てください。このがっつりしたボリューム感。
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まずは私の頼んだケーキから。
アーモンド粉を使ったタルトだったと思います。
思ったより柔らかく、あまり私好みではありませんでした。
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最もノーマルなチーズケーキ。
シンプルでおいしそうだなあ~。
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スグリジャム入りのチーズケーキかな。
これもおいしそう。ココナツがかかってるのもいい。
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オレンジのタルトだったかな。
個人的にはこれが最もお気に入りでした。
1口ずつ、みんなで味見しまくってるのです。
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名前は忘れたけど、これもゴージャスでおいしそう。
わいわいとケーキを分け合うのって、楽しいですね。
昨日ピザを奢った女性2名が「今日は私たちのおごり」と、
ケーキ代を出してくれたのも、嬉しかったです(涙)
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ケーキを食べたら、旧市街に戻りましょうか。
いくらなんでも、もうお腹いっぱいになったでしょう。
食べるほかに、もっと何か見たいものとかないの?
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あれ?
今度はケバブ屋の前に立って、まさか。
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…まだ食ってますわ。
本当に底なしの胃袋です。
でも気持ちいいです。ここまで食べられると。
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若者達といったん別れました。
ここは私のアパートの近くにあるオステントア(東門)。
要するに旧市街を囲んでいた城壁の東の果てにあたります。
昔この町に住んでいた私ですが、ここまで歩いてくるのは初めて。
この東門から、一歩外に出てみることにしましょう。
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町の周囲には、堀がめぐらされていました。
今は公園になっていて、市民が散歩をしています。
「ヴィラパーク」って説明書きがたっています。
ヴィラ?ここは誰の別荘?
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誘われるように、そこに建っているヴィラっぽい建物へ。
するとヴィラの扉が開いて、中から女性が出てきたのです。
「ここは州の管理事務所で、本当は一般人立入禁止なんだけど、
中にいろんな展示があるし、景色もいいから入ってみない?」
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「ええーっ!(ただの散歩だったのに)いいんですか?」
「本当はダメだけどね。今は誰もいないから。どうぞ」
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ホールには建築中の大聖堂の写真等、珍しい展示がありました。
でも私のそばに寄り添って、常に何かしら話しかけてくる女性。
写真撮影に集中できなくて、うんうんと相槌をうつだけの私。
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アーチの回廊から、中庭と東門を見下ろしたところ。
下に置いてある車が、彼女の乗ってきた車です。
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「ここはマクシミリアン2世の別荘だったんだけどね。
本人はほとんど来てなくて、奥さんだけが時々訪問していたみたい」
「ええっ!マクシミリアンって、ルードヴィヒのお父さんですよね」
「そう、息子も2人いたけどね。ルードヴィヒとね、弟は、ええと」
「オットーですよね!」
「そう、オットー!!!よく覚えてるわね」
「(マニアですから…)」
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ここはうまくいっていれば、ルードヴィヒの別荘として、
後世に名をはせていたかもしれないんですね。
ドナウに面している、こじんまりした美しい別荘。
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そういわれてみれば、フュッセンの山あいにある
ホーエンシュヴァンガウ城のように見えてきました。
王族の日常生活のための最低限の生活空間ですよね。
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町にも近いし、河畔の長閑な風景がいいなぁ。
でもルードヴィヒには、もしかして退屈だったかな?
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別荘の周囲をくるりとまわって、アパートまで帰ってきました。
余った時間を有効に使うことができて、非常に満足です。
でもそろそろ町の中心部に戻ろうかな?
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夕方からは、また友人のクラスの見学です。
若者数名と合流して、夜の教室へ移動しました。
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仕事を終えた後の社会人クラスです。
みんなまじめだなぁ。私もまじめに勉強しなきゃなぁ。
彼女のクラスに参加すると、いつも勉強意欲を掻き立てられます。
このときも、若者達はドイツ人ととてもいい交流の時間を持ちました。
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授業のあとは、トゥルン&タクシス家のビアレストランへ。
生徒さんが、私たちのために予約をしていてくれました。
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私はこのレストランに来たのは初めてです。
アメリカ人とか、リッチな観光客が多い印象を受けました。
ホールの雰囲気は、とてもよかったんですけどね。
ウェイターの仕事ぶりが悪くて、ドイツ人激オコでした。
あまりに怒って、最後にチップも払わなかったみたいですよ。
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私が注文したのは、ほうれん草のクネーデル。おいし~い。
食事は(他のも味見したけど)文句なしにうまかったです。
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明日仕事がある人たちなので、この晩は早めに解散しました。
それにしても、私の帰宅は23時。毎晩これではいいかげん…。 
私と一緒に毎晩出ている若者もいるんですが、本当に大丈夫?
明日こそは、ダウンしていないでしょうか?

by ottohoefler | 2016-04-06 17:20 | 旅行(Reisen)


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by ottohoefler

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