2017年春のドイツ滞在(3)
こんにちは。ともたろです。
レーゲンスブルクに落ち着いて、ルーティーンの日々が始まります。
窓際のテーブルに座って朝食をとることが、私の1日の始まりです。
このグリーンはフェイクでしたけど、あるとないとは違いますね。
居心地のいい部屋だと思います。個人的にはすごく気に入ってます。
気温は低くないんですが、空模様が怪しい感じですね。
実は私たちが到着した週は、ほぼ連日雨に泣かされました。
じゃじゃ降りではないんですが、常に傘を手放せないんです。
これじゃ「町を歩きまわろうぜ」という気分にはなれません。
若者さんたちも研修のあとに町で用事を済ませたら、
すぐアパートに戻って部屋に引きこもってしまいます。
部屋についていないもの、どうしても必要な飲物、お菓子、朝食。
時間をかけて、全てのコーナーをくまなく見てまわります。
外国でのショッピングは、何を見ても楽しいものです。
どうして日本ではこういう状況にならないのでしょうか。
チーズ業界さん、どうしてもっと努力してくれないんですか?
わざわざ一から作らなくても、こんな感じで手軽に手に入るんです。
おいしいかどうかは別として、せっかくキッチンがついているんですから、
試してみるしかないでしょう。今年の若者さんたちはこんな調理を楽しみました。
でもスーパーのお米コーナーも、今ではこんな風になっています。
パスタみたいなもんですよね。10分ライスとか、寿司ライスとか。
調理の目的に応じて、様々な種類のライスが店頭に並んでいます。
夕方は雨が降らないうちに、みんなアパートに帰りました。
そのあと大問題が発生。初日にしてグループが大分裂です。
あ~あ、これから2週間、私たちはどうなることやらです。
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by ottohoefler
| 2017-04-03 00:12
| 旅行(Reisen)
2017年春のドイツ滞在(2)
こんにちは。ともたろです。面白かったのが、バターひねり出し機。 お皿を置いてボタンを押すと、丸いバターがぽとっと落ちてきます。 許されるものならば、ずっとボタンを押し続けたかったくらい。 お腹いっぱいに朝ごはんを食べたら、そろそろ出発時間です。さあ、16時すぎにレーゲンスブルク到着です。 今回選んだ築百年のアパートは、中央駅のすぐ裏にあります。 重い荷物を引きずっての移動も、それほど苦にはなりません。 今回私が1人で住んだ、一番小さいタイプの部屋を紹介しますね。
まずは居間から。テーブルセットの他に、カウチとソファ。 手前の大きな3人がけソファは、ベッドにもなります。 天井が高いし、2人で住むとしても十分な広さでした。 食事もとれそうなキッチンがついています。
Guten Morgen! ミュンヘンの朝がやってきました。
ミュンヘンの良い子にとって、白ソーセージの皮をむくことは、
朝の大事な日課のひとつです。(←嘘)
甘いパンも食べたいし、普通の黒パンだって食べたいし。
パンコーナーの前では、いつも小一時間悩んでしまう私。
どのハムをチョイスするかで、パンの味が決まります。
欲張ってもだめだし、さて、どれから選ぼうかな?
ええい、第一陣はこんな程度にしておこうか。
バイキング形式って、お皿の絵面が醜くなるから嫌ですよね。
え?ちょっととりすぎって?
荷物をまとめて受付に預け、ミュンヘン市内に出ようではありませんか。
まずはこの日使用する「バイエルンチケット」という団体用乗り放題券を
2班に分かれて購入します。これを買うとき、結構時間をとるんですよね。
電車の乗り方に慣れるというのも重要な学習ポイントです。
しかし電車に乗って、放し飼いのワンコを見るや否や、
テンションマックスでモフモフに走り寄る若者たち。
私は常にひやひや。やめてくれ~~~い!
去年の研修では、ここまで若者さんたちと歩いてきたんですよね。
でも日曜だったから、お店も閉まり、教会もミサ中で、
若者さんは疲れて退屈そうでした。今年はその教訓を活かして、
マリエンプラッツまで、地下鉄でひとっとびしてきたわけです。
今年は実に無駄のない動きだったと自負しております。
この時点で10時すぎです。「12時半頃に出口集合ね」と約束し、
レジデンツ内の見学は各班の自由行動としました。
まあ、このときから、すでに嫌な予感はあったんですけどね。
今年の若者さんたち、その大多数が自由奔放すぎたんです(汗)
わかってんのかな~~わかんないだろうな~~(by 松鶴家千とせ)
ヴィッテルスバッハ家という貴族のファミリーがこのバイエルン地方をね…
いや、やめておきましょう。もうどこにいるのかさえわからないから。
集合時刻は12時半。微妙に時間があまっています。
「軽食でも食べておく?」ってことになりました。
でも団体が入れそうな、ちょうどいい大きさの喫茶店が開いていません。
ということでガッツリ系郷土料理レストランDonislに入ることにしました。
ドイツに初めて来て、注文して出てきたのがこれだったら、
そら~テンションあがるでしょうね。ぐるぐるですから。
毎年必ずレバー団子スープを頼み、毎年必ず後悔します。
レーバーがキツイ量なんですよ。レバー好きなんですけどね。
コンソメが胃に優しいバイエルン郷土料理です。
「お腹いっぱいで、あまり入らない人にはスープがお勧め」
と私が言ったために、ほとんどの女子はスープを選択しました。
これを選んだ女子は、最終日まで外食でこれを食べ続けていました。
ケチともいいます。まあ、パンと合わせたらお腹いっぱいだもんね。
さて、お腹がいっぱいになったら、目的地にむけて移動開始しましょう。
まずは駅前のホテルに荷物を取りに帰り、中央駅に戻って、
予定通り14時代の電車に乗り、レーゲンスブルクに向かいました。
ミュンヘンからレーゲンスブルクまでは、鈍行で90分かかります。
日曜午後でほとんど座席が空いてなくて、えらい目にあいました。
もちろん食器や鍋など、自炊に必要なすべてがついていました。
各部屋を比較してみると、キッチンの装備は微妙に違いました。
コーヒーメーカーや湯沸かし器があったりなかったり。
うちにはレンジがついていましたが、私は一度も使いませんでした。
大きいタイプの部屋では、バストイレが別々になっていました。
私は湯船があるだけ幸せを感じましたね。毎晩つかってましたし。
大きめのダブルベッドがついていました。
いや~このアパートは十分に広いと思います。
これで文句を言ったら、罰が当たりますよ。
ないです、ない!私はまったくありません。
だけどね、今の若い人ってすごく贅沢なんです。
これからこのアパートに文句100くらいぶっぱなします。
その内容をここで紹介するかどうかはわかりませんけど、
とにかく彼らのわがままな態度に私は翻弄されまして。
2週間の滞在中、常に悩み続けることになったのです。
買物に便利です。だけど旧市街からは徒歩20分と離れています。
これも今後の若者さんたちの生活に大きな影響を及ぼすわけです。
まあ、この日はまだそんなことには気づいていないんですけどね。
旧市街まで出かけましょう。レストランも予約していますから。
初日の宴会で定番レストランとなっているのが、Weissbräuhausです。
中央駅と旧市街の真ん中に位置し、どこからも便利な場所にあるからです。
ここでもまたバイエルン伝統料理の数々を注文します。
みんな「おいしい、おいしい」と平らげてくれました。
ここはラードラーというビールのレモネード割がおいしいお店。
ここでラードラーを飲んだ人は、旅の間は常に狂ったように
ラードラーを飲み続けるという病に憑りつかれるのです。
今回もそのような病が、一部の若者さんの間に発生しました。
日本では(ほぼ)飲めないので、気に入ってもらえて嬉しい限りです。
明日からは、いよいよ研修本番がスタートします。
安っぽい(失礼)木造塀に囲まれた真っ暗な大聖堂を見て、
すでに暗雲が立ち込めているような予感がしましたが、
とにかく寝坊をしないように早く寝ることにして。
明日は全員一緒に8時に出かけましょう。
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by ottohoefler
| 2017-04-02 02:18
| 旅行(Reisen)
2017年春のドイツ滞在(1)
こんにちは。ともたろです。
まずはこちら。出発前の私のスーツケースです。 自分用荷物は、「2週間分の衣類」をまとめた左下の洗濯袋と、 充電コード等をまとめた右端のビニールバックのみ。 あとは職場に持たされた「救急箱」とか「Wifi」とか。 残りはすべて、現地の方に手渡すお土産の詰まった袋なんです。 出発時の重量13㎏は、ほぼお土産の重さといっていいでしょう。 今回の出張にも、ここでは言えないいろ~んな苦労がありました。 自分のためじゃない旅ですから、自分のための時間は皆無です。 あまりに苦労がありすぎて、自分用の写真なんかも撮ってません。 撮っているものといえば、食事写真くらいなんですよね~~~! 唯一業務から「解放されている時間」ということですから。 ということで、ほぼドイツ食の記録ばかりが続きます。 ご了承よろしくお願いします。 今回利用した航空会社は、フィンエアです。
フィンエアは飛行時間が短いし、中継空港もかわいいし、 日本人観光客の利用が最近とみに多くなっているみたい。 いつ乗っても満員で、チケット代も安くありません。 「食事が質素」と批判する人もいますけど、 シンプルな北欧食は胃もたれしないし、悪くないですよね。 (と言いつつ、私は和食ばかりチョイスしてますけど) ヘルシンキ空港で、怒涛の70分乗換。 このときの自分をほめてあげたい。それくらいよく走りました。 私と一緒に走った若者、みんな汗だくでラグビー部のように走りましたよ。 脱落者がでることなく無事乗換して、2時間半でミュンヘン国際空港に到着です。 ここには書けないような大変なことも裏にはあったんですが、 予定どおりにミュンヘン中央駅前のホテルに移動できました。 ここが「定宿」になりつつあるマリティムホテルです。 最近の飛行機会社は、節約傾向にあるようでして。ヨーロッパの中継空港から地方都市に飛ぶ2~3時間のフライトでは、 軽食がでないんですね。数年前まではサンドイッチが出てたんだけどなぁ。 そんなわけでホテルに入る20時頃、若者たちはおなかペコペコなわけです。 いや、おなかペコペコなのはこの私や~~~っ! コンビニでサラダやフルーツのパックをがっつり購入。 ホテルで「いつものともたろ孤食メニュー」を楽しむわけです。 おいしいものが世の中にはたくさんありますけどね。 お風呂に入って、部屋で1人こういうのを食べてるのが一番幸せ。 だってこの日はもう外にでなくていいってことですから。 こんな幸せなことはありません。 明日からは、怒涛の2週間が待ち受けています。 今晩はひたすら身体を休めるしかないのです。
年末年始にはブログ引退騒動もありましたが、
惰性でなんとなく春まで続けています。
そうしている間に、すでに惰性になりつつある
恒例春のドイツ出張の時期がめぐってきました。
惰性で今年もドイツ出張の一端を紹介したいと思います。
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by ottohoefler
| 2017-04-01 23:39
| 旅行(Reisen)
ペルシャ料理初体験
こんにちは。ともたろです。
今年度最後の大仕事(でもないか)をやり遂げて、
トボトボと駆け込んだのは、インド料理店のように見えて、
ハラールのペルシャ料理も提供しているRajuさんでした。
ペルシアとは、現在のイランのこと。中東にありながら、
強い香辛料は使わずに、塩胡椒、ターメリック、サフランといった
優しい味で豆や野菜を調理するので、日本人の口にあう料理らしい。
最初に届いた玉子スープも、たしかにものすごく胃に優しかった。
寒い日だったので「ありがとう」とシェフに告げたくなりました。
クビデカバブ(牛肉)とジュジェカバブ(鶏肉)が同時に食べられて、
野菜もたっぷり、何よりこのサフランライスのたっぷりなこと!
胃袋がはちきれんばかりになりましたが、全部食べましたよ!
と書かれていました。私たちはセットで頼まなかったんですが、
食後には当たり前のように、甘いチャイが運ばれてきました。
あったまりましたねぇ。本場のチャイはやっぱりいいねぇ。
優しい味のペルシア料理、自分の評価はあがりましたね。
また他のメニューを試してみたいなと思いました。
お腹がはちきれようと、甘いものは別腹。
有名な四谷の坂本屋さんのカステラを頂きました。
毎日毎日、大事に1キレずつ頂いております。
ふんわり広がる玉子の風味、皮に残る大胆なザラメ。
こちらも日本の幸せの味ですね。
どうもありがとうございました。
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by ottohoefler
| 2017-03-01 00:53
| おいしいもの発見
Bargainsを見に行きました
こんにちは。ともたろです。 東京中心に音楽活動を展開しているBargainsさん!
出不精なもので、あまり京都からでないんですが、
古い友人が16年ぶりに大阪でライブをするというので、
心斎橋まで出かけて来ましたよ。やっほー!
赤い薔薇、あら私に?ありがとうね。
もしかしてバンド名は聞いたことがない人もいるかも。
でもね、関西人だったら、代表曲のサビを聴いたとたん
「あ~これか!」と膝を打つこと請け合いです。
「ありがと~ハッピネス!ず~っと昭和住宅」のCMはきっとわかるはず。
あと、ラジオでガンガンかかってた「ジンセイ まだまだこれからさ」とかね。
困ったことに、このバンドの曲は一回聴いたら、
頭の中でぐるぐるとサビがまわりつづけるという中毒性があるんです。
おかげさまで、昨晩から私ずっとサビを歌い続けていますもの。
1996年結成のバンドなので、活動期間は長いんですよ。
なのに、私はこちらのライブに行くのが初めてでした。
それもそのはず、ふだんはあまり大阪にはこなくて、
なんと今回が16年ぶりのライブなんだそうです。
おい、もっと西にも攻めて来てくれ~~~~っ!
このライブの雰囲気、大阪の人好きだと思うよ~っ!
楽器を持たないミック・ジャガー・スタイルを目指しているそうですが、
ピアノは弾くわ、ギターは弾くわ、口は動くわ、ものすごい芸達者です。
細いのにライブハウスが震えるような声量を持ち、会場は圧倒されます。
このバンドの中毒性のあるリフは、すべて彼が作っています。
ギターの音色を生で聴いたらブライアン・メイのように鳴いていて、萌えました。
ギターと紹介しましたが、ここのバンドは実質的にツインボーカルですね。
長く続けて息のぴったり合った2人が、安定感と迫力のあるハーモニーを奏でます。
間違ったりしても、それをさらっと笑いや味にかえることができる実力の持ち主です。
すごく楽しかったので、また見に行きたいと思いました。
でもできれば、京都のステージでも目にしたいな。
関西人は「浪速のモーツァルト」で育っているので、
こういう親しみやすいリフを作るバンドは大好きなはず。
CM界にも、ガンガン進出していってくださいね。
今後のご活躍を期待しています。
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by ottohoefler
| 2017-02-26 19:29
| 旅行(Reisen)
見てるだけでシアワセな気分になれる身のまわりのモノたちをおひろめしています
by ottohoefler
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