2015年春のドイツ旅行(10)レーゲンスブルクとヴェルテンブルク修道院

こんにちは。ともたろです。
レーゲンスブルク駅前のホテルにいます。
昨日までいたシュヴァーベン地方はどこも暑かった。
日本から着てきた分厚いオーバーはホテルに置いたままでした。
だけど今朝のレーゲンスブルクは、かなり気温が低く感じます。
地域の問題なのか。ドイツの不安定な気候のせいなのか。
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8時頃、ホテル最上階の朝食ルームに移動します。
ドイツで有料の朝食を頂くのは、初めての経験。
なにせ11ユーロですからね。さてお手並み拝見。
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野菜も少しありますね。ドイツにしては良心的。
デザートの甘いケーキもありますなぁ。
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悪くはない。だけど…普通なんですよね。
バイエルン名物のオバツタ(チーズにいろいろ混ぜてパンに塗るもの)
があったのには感動。全体的には、普通のドイツのホテルの朝食です。
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あえて価値があるとしたら、最上階からの眺めかな。
ちなみに窓から見えるのは、駅前にある教会。
毎年そばを通るのに、ここ一度も入ったことないなぁ。
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朝食を終えて、自室でゆっくりテレビを見たあとは、
10時スタートのミサに向けて、ホテルを出ます。
日曜朝、旧市街の通りは死んだように静かです。
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目指すは、大聖堂。
近年は3月第3週、必ずここのミサに来てるなぁ。
イースター直前で、華やいだ雰囲気がいいのです。
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華やいでいるのは、少年合唱団がいるからってのもあります。
今回の旅では、ビンゲンですでに2回ミサに行ってきました。
少年合唱団のコーラスが入るのと入らないのとでは全然違います。
どっちもそれなりの魅力はありますけどね。
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イースターの祝祭日に当たらなければ、11時10分頃にミサは終了。
あー楽しかった。今回はずいぶん讃美歌をうたったなぁ。
聖堂内の余韻を楽しんだあとは、インフォメーションに向かいます。
町のインフォメーションは、旧市庁舎の建物に入っています。

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レーゲンスブルク市内はもう嫌ってほど見たし。
おまけにこの日は、お店の閉まっている日曜日だし。
そこで私が思いついたのは、郊外のドナウ川沿いの修道院。
ヴェルテンブルク修道院までの遠出プランです。
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ここからドナウ川をクルーズしていけば移動は楽なんですが、
季節じゃないので、電車とバスを乗り継ぐ必要があります。
町のインフォメーションで質問すれば、乗継の時刻表まで、
すべて1枚の紙にプリントして教えてくれるので便利でした。
てなわけで、いったんホテルに戻ってオーバーを着こみます。
そしておやつ&飲物を準備してから、中央駅に向かいました。
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12時45分にレーゲンスブルク発、13時7分ザール着。
電車の中では、DB在来線アンケートにつかまりました。
「これが今日最初の乗車ですか?どこへ行くんですか?
降りたあと乗換しますか?何のために行くんですか?
郵便番号を教えてください。ホテル?あ、そう」
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13時19分ザール駅前より、バスに17分乗ってケールハイムへ。
ケールハイムからは、14時に修道院に向けて船が出港します。
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ケールハイムの町に、まさか電車駅がないとは。
20年以上前、知人に車で連れてきてもらった記憶があります。
ちなみに山上の黄色い建物は「解放記念堂」といいます。
ナポレオン戦争戦勝を祝して、バイエルン王の
ルードヴィヒ1世が19世紀に建立した記念堂です。
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乗客の厚着を見てわかると思いますが、寒すぎる!
とてもじゃないけど、クルーズ日よりじゃないんです。
ホテルに戻って、オーバー着てきてよかった~。
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なんちゃらの岩とか、なんちゃらの十字架とか。
両岸には見所もあるみたいなんですけど、
それどころじゃないんですわ。寒くて。
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斜面で作業している子供たち。
日曜だというのに、ご苦労さまです。
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寒いなか、ようここまできたのぅ。
風邪などひきませんように。アーメン。
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クルーズ時間は45分。
ごつごつした奇岩群にも見飽きてきたころ、
岸辺に修道院の建物が見えてきました。
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ヴェルテンブルク修道院。
バイエルン公タシロ3世が8世紀に建立したと伝えられています。
ヴェルテンブルクの修道士がビール醸造を始めたのは1050年。
そこで「世界最古の修道院付属醸造所」と呼ばれているのです。
「バロック・ドゥンケル」っていう褐色のビールが有名みたい。
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船の陽気な乗客たちは、みんなこれ目当てなんでしょうね。
「おい、たっぷり飲むぞー!!!」
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帰りの乗船時間を確認してから、修道院へ。
ちなみに船の往復乗車券は、10.5ユーロ。
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この門から、修道院の中庭に入ります。
時期外れってこともあり、人があまりいません。
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中央に見える白いファサードが、礼拝堂。
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中庭の多くはビアガーデンの座席がしめます。
みんなたくさん飲んでいってね。
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リアル修道士が歩いている!
ビールも作ったりするのでしょうか?
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私は船集団から離れて、1人博物館に入りました。
ちなみにここの入館料は、2.5ユーロでした。
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ビデオ上映がダラダラと続いて、眠くなりました。
修道院に伝わる羊皮紙の本、司祭の衣装、ビール醸造機。
博物館の中には、そんなものが小規模に展示されています。
私のあとに人が続かなかったので、ここに入ってよかったかどうか。
一緒にきた人たちは、いったいどこに消えたんでしょうか。
まだビールは飲んでないみたいですけど。

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修道院付属教会。
他の人たちは、どうやらここで説明を聞いていたみたいです。
(人がはけてから、写真を撮影しています)
ドイツ後期バロックを代表する最強の建築家&彫刻家ペア、
アザム兄弟が装飾を手掛けたというド派手な礼拝堂です。
祭壇前の彫刻は、竜と闘う聖ゲオルギウスね。
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上を見て撮影していたら眩暈がしてきたので、礼拝堂を出ます。
礼拝堂の裏手にあった石階段を登ることにしましょう。
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修道院の上手には、芝生の美しい丘が広がっていました。
端には、小さなフラウエンベルク礼拝堂が佇んでいます。
中には入れませんでしたが、派手なバロック式の内装です。
修道院付属教会と同じ時期に作られた礼拝堂でしょう。
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丘の中心に伸びる道は、どこまでも続いていました。
先を見てみたい気もしましたが、しんどいし~。
船着き場のほうに戻ることにしましょうか。
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「ここで、見残したものはないか」
チケット売り場のお姉さんに、質問してみました。
お姉さん曰く「教会を含めた中庭部分しか見るところはないです」
要するに、見学できるのはバロック式教会だけだったんですよね。
時計を見ると、16時15分の船に間に合う時間です。
17時15分が最終便ですが、そこまで残る必要もなさそう。
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帰りの船は、20分でケールハイムに着きます。
だけど私は修道院内でビールを飲んでいません。
この船の中で(ふだん飲まない)ビールを飲まなければ。
バイエルン名物オバツタ付ブレーツェルとビールで乾杯。
(私…人生でこんなに早く飲み食いした経験はないかも)
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20分後、ケールハイムに着きました。
ビールを飲みほさなあかんわ、トイレにも寄らなあかんわ。
てんやわんやのラスト10分でした。
レーゲンスブルクのインフォメーションでもらった時刻表では、
ザール駅に向かうバス時間は、17時18分となっています。
30分以上あるので、ケールハイムの町を見学することにしましょう。

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ドナウ門を通って、旧市街の中に入っていきます。
日曜なので、誰ひとり歩いていませんけど、
整然と建物が並んでいて美しい町でした。
はっきり言って「死んだような町」でした。
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一緒に船を降りた親子連れが入ってきたのですが、
なぜかすぐに戻っていってしまいました。
なんで?きっと面白い町だと思うよ?
諦めないで、もっと散策しようよ?
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1420年創建のゴシック教会は、「聖母被昇天教会」。
カトリックのバイエルンに来たのだと実感します。
(深い意味はありません)
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「シュナイダー・ヴァイセ」という小麦を使ったビール醸造所。
1607年創業、バイエルン最古の白ビール醸造所です。
その前に立っておられるのは、ルードヴィヒ1世!
ケールハイムとご縁の深い王様ですものね。
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右手に見える白い建物が新市庁舎。1912年建造。
隣のピンクが旧市庁舎。1598年建造の元図書館。
こじんまりまとまっている町だなぁ。
だけど町民はいったいどこに。
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17時18分のバスに乗るために、バス停に戻ります。
しかし待てど暮らせど、18分のバスはやってきません。
待っている人は私1人。どんどん日が暮れて不安になります。

17時40分頃、逆方向に来たバスの運転手に走り寄って、
「ザールに行きます?」と質問しました。運転手は表を確認し、
「17時18分発、向かい側のバス停から出るよ」と答えました。
そんなことはわかってるよ。だってこないんだもん!!!

寒いよ~寒いよ~。
結局バスが来たのは、18時18分でした。
しかも運転手は、さっき答えてくれた男性だったのです。
彼は私を覚えていたようで「ごめんね、18時18分だった」
と言ってくれました。いいのよ。あなたのことは責めないわ。
バス停の時刻表にもあるのに、17時18分のバスは来なかった。
ドイツでは、こんなことはよくあることなのよ。
いちいち怒っていたら、やっていけないわ。
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18時37分ザール着、18時42分の電車に乗り込んで、
レーゲンスブルクに帰りついたのは19時10分でした。
ホテルの冷蔵庫には食糧のストックがあったので、
それをそのまま夕食にしました。あ~疲れた。

明日はもうレーゲンスブルクを出発する日です。
近年はやたらこの町に来るけど、いつもバタバタばかり。
今回も、無駄に疲れはてた滞在となってしまいました。
途中冷えたので、風邪をひかなければいいんだけど。
そう思いながら、広いベッドにもぐりこみました。


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by ottohoefler | 2015-05-07 23:02 | 旅行(Reisen) | Comments(0)


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