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ベルリン旅行(4日めの午後)

こんにちは。ともたろです。
負傷した指を気にしながら船を降りて、
午後はDDR(東独)博物館に入館しました。
東独時代の生活文化を懐かしむ博物館です。
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こちらは蝋人形ではなく、リアルドイツ人ね。
再現された「東独時代の居間」で、電話の録音音声を聴いています。
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要するに、ここは体験型博物館なんですよね。
あちこち触って、みんなでワイワイ楽しめる。
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閉鎖的空間で、尋問されてみたりとか。
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かつての党指導者で、遊んでみたり。
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昔の道具の仕様を、懐かしんだりできます。
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東独と言えば有名なのが、ヌーディストビーチらしい。
ポストカード売場でも、やたらこの点が協調されていました。
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昼間はいつも空腹な私。
「いいかげんに、ちゃんと座って温かいものを食べてみたい!」
DDR博物館併設のCaféに入って、グーラシュを頼んでみました。
グーラシュとは、パプリカを煮込んだハンガリーのシチューのこと。
ドイツでは、必ずしもドロドロのシチュータイプとは限らないみたいね。
ここでは、ザウアークラウト(酢キャベツ)を絡めたさっぱりタイプでした。
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グーラシュは素朴な味でおいしかった。ごちそうさまでした。
食後に温かい珈琲をぐいっと飲んで、さらに満足しました。
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元気がでたので、3つめの博物館「新博物館」を目指します。
5つの博物館島をすべて制覇するのは、私の体力では無理でした。
最初から、ペルガモン、ボーデ、ノイエスの3つに絞っていたのです。
ノイエス(新博物館)は、エジプト美術が集められている博物館です。
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考古学的価値の高い彫刻や副葬品が、所狭しと展示されていました。
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でもここを訪れる人の目的はひとつ。
なんといってもネフェルティティの胸像ではないでしょうか。
残念ながら、それだけが館内で撮影不可だったのです。
警備員も一部屋に2人いて、警備体制が半端なかった。
それだけ価値があるのです。本当に息をのむ美しさでした。
夜中になったら、動き出すんじゃないかってほどのリアル感で。
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ここではシルエットの似た女性を載せておきます。彼女も綺麗でしょ。
頭部全体の華奢な曲線が芸術的で、とても素晴らしいわ。
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後半、ゲルマン民族の武器や生活用具が展示されていました。
個人的に、私はここらへんの展示に非常に関心がありました。
だけど見ている途中、閉館20分前を告げる放送が流れたんです。
「まだ20分あるわ」そう思って、私はゆっくり見学していたんですが、
放送後の警備員たちの家路の急ぎようといったら!!!
私はまるで犯罪者のように、追い立てられてしまいました。
トイレに寄ったら、最後の客になり、裏口から出されたりして。
なんで???まだ15分は残っていたのに~~~。
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そんなわけで、しぶしぶスタート地点のハッケシェ・ヘーフェへ。
あ、駅前のショッピング街ですわ。若者たちの集まる場所ね。
庭をいくつも通り抜けて、アンぺルマンショップを探し出します。
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ここは本店のはずですが、品ぞろえはそれほどよくなかったです。
フリードリヒ通店、ウンター・デン・リンデン店と、他にも店舗があるし、
わざわざここに来なくても、通りかかった店舗で買えば十分でしょう。
しっかしね~アンぺルマンってベルリンのお土産の代表格でしょう。
日本人からすれば、「もう少し開発がんばったら?」と感じてしまう。
バリエーションの幅がないんですよね。見てて、あまり面白くない。
アンぺルマングッズは、どこで購入しても一緒ですわ(←断言)
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この日最後に向かったのが、カイザー・ヴィルヘルム教会。
1943年の連合軍の爆撃で、破壊された教会です。
この教会も、私の20年以上前の記憶に残っていました。
19時過ぎて閉まっていたため、遠くから眺めるのみですが。
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ああ~~ここは懐かしい並びだわ!
映画館ツォー・パラストとバイヤー製薬ビル!
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オイロ―パ・センターは、複合的ショッピングビルです。
ここも入ったことはないけど、光景としては記憶に刻まれています。
こうしてみると、この一帯は何もかもみな懐かしいんですね。
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そして老舗デパートのKaDeWe(カーデーヴェー)きたああああ!!!
Kaufhaus der Westen(西の百貨店)は1907年創業。
戦前、ナチスに買収された時期もありましたが、
戦後、豪奢なデパートは西側の富の象徴となりました。
貧乏な私は、ここでの買物の経験はございません。
でも懐かしい。本当に「西の象徴」だったんですよね。
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すでに疲労困憊。
脚を引きずりながら、動物園駅に戻ります。
本で見た有名カレーソーセージ店があったので、写真撮影。
ここで立って食べる元気は、私にはもうありませんでした。
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「シャルロッテンブルク駅は、すごーく交通の便がいい」
ずっとほめまくっていましたけど、唯一欠点があるとすれば、
駅構内の店舗が(他の駅と比較して)ちょっとしょぼいこと。
トルコ人経営の果物屋兼雑貨屋が、駅に寄り添ってます。
だけど果物の質なんかが、あまりよろしくないんです。
お腹が空いてないこの日、そこで果物だけ補給しました。
桃はまずかったな。日本と比較しても仕方ないのかなぁ。
とにかく今晩はこれで我慢して、休むことにします。
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1日を2記事にわけて、これまで必死に更新してきました。
かなりの無理をして観光しまくったのは、この4日めまで。
5日めからはツアーに参加し、中心部の観光から離れます。
もう少し余裕のあるベルリン滞在記が、紹介できることでしょう。
連日バタバタとして、ずいぶんお騒がせいたしました。
by ottohoefler | 2013-09-19 00:15 | 旅行(Reisen)


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